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Space Empires V 初心者向け情報

■Space Empires V 初心者向け情報

 SE5を手に入れたけれど、何をしたらいいのか分からない。 そんな方のためのトピックです。最初に知っておいて欲しい 情報を書き込んでゆきます。

■SE5のプレイに必要なもの

・それなりのスペックのPC(必要スペックはパッケージの下に書いてあります)
・楽しむ気持ち
・中卒程度の英語力
・英語辞書
・オンラインマニュアルを読むためのAdobe Reader

 日本語未対応のソフトなので、どうしても英語を読解する必要にかられます。このゲームの最初で最大のハードルです。楽しむ気持ちをフル動員して乗り越えましょう。

■最初はチュートリアルから

 基本的な操作とか、ゲームのルールとかを覚えるために、チュートリアルをプレイしてみましょう。

■最序盤ですべきこと

  殖民船と探査船を設計して生産、空き惑星に殖民しつつ他星系を探査します。 斜め上に赤丸か緑丸のある惑星には殖民可能です。赤丸の場合、自軍の種族では大気の呼吸ができないためドーム内に限り生活できる惑星。 緑丸の場合は呼吸できる大気のある理想的な植民地を表します。

■最初の技術開発と探査船の作り方

 最初の技術開発 ではセンサー技術を4レベルにすることをお勧めします。センサーをレベル1からレベル4に上げるためには18,000点必要です。最初のターンだけは、自 軍の技術力以上の技術点がもらえるため25,000強の技術点を持っているはずですので、その70+αパーセントをセンサーにつぎこめば、目標を達成でき ます。計算が面倒なら80%もつぎこめばよいでしょう。残りはお好きな様に。一応、イオンエンジンがお勧めです。ところでなぜ最初にセンサーを強化するの かといいますと、レベル1のセンサーでは視界が狭く1星系探査しつくすのにはギザギサに進むか数周回る必要がありますが、レベル4のセンサーを搭載した探 査船ならば、恒星と星系の端の中央を1周するだけですむためです。序盤は殖民可能惑星をいち早く出来るだけ多く発見することが勝利につながりますので、こ れは重要なのです。で、探査船を設計する場合はベーシックセンサーと数枚のアーマーは装備し忘れないように。センサーはいうまでもありませんが、アーマー はブラックホール星系に突入した時のダメージを受け止める
ために必要です。100点ほどのダメージに耐えられればいいでしょう。ついでに言う と、探査船に武器は不要です。敵は序盤に武器の開発を優先する傾向があるので、探査船で当たっても勝ち目がないからです。それなので、探査船のストラテ ジーは「Don't get hurt」にします。これで、敵船に遭遇しても逃げてくれて生存する確率が高くなります。

■最初の生産物と殖民船の作り方

  最初のターンでは、殖民船を作るのがベストです。なぜなら探査船用のセンサーがまだ未完成だからです。大抵の場合、探査済みである母星系にいくつかの殖民 可能惑星が存在するはずですし、たとえ1つも無かったとしても、他星系を探索し殖民可能惑星を発見した場合に急行させるために、殖民船を待機させておく意 味があるためです。

 殖民船には、10基のイオンエンジン、1つのブリッジ、1つのクルークォーター、1つのライフサポート、といっ た船舶の基本装備に加えて1つのロックコロニーユニット(種族テランで開始した場合)を搭載します。たとえ、搭載可能kTに余裕があっても、不要な装備は 省きます。そうする事で、短期間により多くの殖民船を生産し、より多くの殖民星を創建する事が可能になります。最低の装備なら生産コストは4,000を切 るはずなので、母星の建築キューに2隻積んでおけば3ターンで作りきります。また、第二第三の造船可能惑星で生産する場合も1隻2ターンで作りきることが 可能です。もっとも、時には例外もあります。ブラックホール周辺宙域をぬけて殖民する場合と、敵と戦闘になる可能性がある場合はアーマーを装備する意味が ありますし、後者の場合センサーも装備した方が使い易いでしょう。ただしこれは、あくまで例外です。で、殖民船のストラテジーも「Don't get hurt」にします。殖民船は通常の戦闘艦よりも足が遅いので、戦闘になると逃げ出しても敵に追いつかれ攻撃を喰らい、場合によっては破壊されることを覚 悟しなければなりません。それがいやなら、フレームをコロニーシップでなく、通常のフリゲートやデストロイヤーで作るしかありませんし、そうする事もひと つの有効な戦術です。ただしそのためには、船体の開発が必要になります。

■創建した殖民惑星ですること

 コロニーシッ プで創建した殖民星で最初にすべき事は、ファシリティスペースがいっぱいになるまで建築物を建てる事です。どんな建築物を建てればよいのかというと、それ はその惑星のリソースヴァリューを見て決めます。鉱石価値が100%を超える惑星ではミネラルマイナーファシリティを建てる事で、他の建造物や艦船やユ ニットが消費する鉱石の収入を確保出来ます。同様の理由で、有機価値が100%を超える惑星ではオーガニクスファームファシリティを作り、放射性物質価値 が100%を超える惑星ではレディオアクティブエクステンションファシリティを建てるといいのですが、後者2つの資源は需要も少ないので、足りなくなりそ うな場合のみでかまいません。で、上記3つに当てはまらない場合や、資源収入があまりすぎている場合はリサーチセンターを建築します。このゲームで最も重 要な建築物はミネラルマイナーとリサーチセンターです。一度惑星いっぱいまで建築しつくしていても、建築物を破棄してスペースを空けることが簡単に出来る ので、時折建築物の再構成を行ってやる事も容易で、重要です。また、同種の建造物で元よりレベルの高いものを建てたい場合は、いちいち古い方を破棄せずに アップグレードをしてやれば、工数が半分ですみます。

 母星系の場合は母星にスペースポートがあるので問題ありませんが
第二第三の殖民星系では、いずれかの星に最低1つのスペースポートがないと生産した資源や研究した技術点が戦略的に利用可能になりません。また、出来れば1星系に1つのスペースヤードやリサプライデポも欲しいところです。

  もしも、他の種族と遭遇したなら、スパイ活動と防諜活動が必要になります。インテリジェンスサービスの技術レベルを1にして、所々の惑星にインテリジェン スセンターを建てましょう。確保する諜報点の目安は、序盤ならば5,000もあれば十分でしょう。諜報画面で特になにもしなければ、全ての諜報点は防諜に 割り振られます。やられると不愉快なサボタージュ攻撃や技術の流出を防いで
くれることでしょう。

■序盤の技術開発

  序盤では、出来るだけ多くの惑星に殖民して他の勢力に国力で差をつける事が重要です。そのために、探査のための技術を優先します。先ほどの書き込みで、セ ンサーをレベル4にすることを勧めた事もこの一環です。センサー技術は一度4レベルに到達してしまえば、当分それ以上レベルアップさせる必要はありませ ん。まぁ、このレベルがもっと高くなれば探査や索敵が楽になりますし戦闘用のコンバットセンサーの能力も向上して命中率もより増加させる事も出来ますの で、有用な技術ではありつづけますが、他にもっと優先すべき開発項目があります。

 ここでお勧めするのが、イオンエンジンの技術で す。この技術のレベルが上昇すると、艦船用イオンエンジンの燃料搭載量が増加して航続距離が伸びます。その結果探査船をより遠くへ到達させる事が可能にな ります。サプライ(燃料)ストレージを積むことでも航続距離を伸ばせますが、エンジン付属の燃料タンクよりかなり割高になります。エンジンをレベルアップ したら、探査船の設計もアップグレードして、母星やスペースヤード付きの惑星で古い探査船のレトロフィット(改修)を忘れずに行いましょう。ただし、イオ ンエンジンの技術が5レベルになったら、それ以上向上させる意味はあまりありません。性能としては必要充分であるのと、次のコントラテリーンエンジンが開 発可能になるからです。また、手間はかかりますがエンジンレベルに関係なくほぼ無限の航続距離を実現する技もありますが、それは別のトピで。

  以上の2つが探査に関する技術向上ですが、次には戦闘能力の向上を行うか、新たな環境に殖民する技術を獲得するかの選択支があります。他の種族と戦争して 惑星を奪うのか、平和的に勢力拡大するのかの選択であります。たとえ平和的に勢力拡大する場合でも、自国領を防衛する戦力は必要ですから、戦力の向上が第 一義になる場合が多いですが、数星系殖民してもまだライバルに遭遇していない場合などは、戦闘能力を後回しにしてもよいかもしれません。

■戦闘能力の向上

  戦闘能力の向上には、武装そのもののレベルアップと、艦船の搭載量の向上による武装増加と、新種の兵器の開発の3ブランチあります。序盤で最強なのはミサ イル艦ですので、キャピタルシップミサイルのレベルを向上させることと、ライトハルコンストラクションのレベルを向上させフリゲート艦の搭載力をアップす ること、コンストラクションをレベル2にしてファイター(戦闘機)の開発を可能にすることがそれぞれ対応しています。

 大抵の武器はレベ ルが上がるほど射程が伸び威力が増大します。キャピタルシップミサイルはLv1毎に射程10と威力5が増加します。そして、Lv8で最大射程に到達するの で、それを目指します。それ以上レベルアップしても、1Lvにつきコスト40も上昇してしまうので、割りにあいません。私はゲームのクリアまでLv8で通 しましたし、最後まで格闘型艦船の主兵装でした。敵がミサイルを撃ってきた場合(惑星上のウェポンプラットフォームがよく撃ってきます)や、敵が戦闘機を 投入(いまのところ経験がありませんが)してきた場合に備えてポイントディフェンスの研究と装備も怠り無く。ただしこれもゲームクリアまでLv8で通しま した。ブランチには含めませんでしたがアーマーの開発も重要です。レベルの高いアーマー程強力なHPをもたらしますし、コストは上がりますがそれ以上に強 力になります。

 ライトハルコンストラクションはレベル5が目標ですそのレベルで次のミディアムライトハルコンストラクションが研究可能 になります。それは、デストロイヤーの生産を可能にする技術です。艦船同士の格闘戦に限って言えば、大型の艦船を少数精鋭で用意したほうが小型の艦船を数 揃えるよりコストパフォーマンスが良いようです。それなので各ボディのレベル5まで研究して、新しいボディを研究可能にする事が大切です。無理に小型ボ ディの開発を続けてもレベル10で打ち止めになってしまいます。

 戦闘ユニットの中で最高のコストパフォーマンスを誇るのがファイターで す。艦船と違いスペースヤードの無い惑星でも生産出来るため、生産性が非常に高いです。また燃費は良くありませんが、足が速いので逃げる敵艦を追撃して確 実に落とすことができます。欠点といえば艦船の様に改修が出来ないのでヴァージョンアップした場合古い機体をスクラップにして、新たに生産しなければなり ません。もっとも、古い機体でも治安維持能力がありますので遠方の領地送りにして活用する手は無くもないです。また、単独ではワープゲートを通過できない ので星系外には空母や輸送船にのせて運ぶことになります。

 ファイターの武装のために以前のヴァージョンでは、私はプロジェクティル ウェポンを使いました。この技術を高めると、スモール・デプレイテッドウラニウムキャノンが強力になってゆきます。低レベルではしょぼかったこの砲です が、いずれ戦艦を超える攻撃力になります(2度目のパッチで超弱体化して、戦艦に遠く及ばない攻撃力になってしまいましたが。2度目の弱体化後であるパッ チ1.7x以降のヴァージョンでは、対地&対空ファイターにはウラニウムキャノンを搭載し、対艦ファイターにはスモールミサイルポッドを搭載する という様に武装を使い分けする事でファイターの有用性を維持しています。)また、ファイター技術は3レベル程にするのが最も扱いやすいです。1機の生産コ ストが900代なので、普通の惑星で1ターンに2機づつ生産出来、武装もたんまり積めます。また、ファイターのためにもアーマー技術を高める意味はありま す。

■ファイターに関する補足

 ファイターの活用範囲は、ワープポイント出口の封鎖からキャリアー(空母)に載せての 艦隊戦、惑星攻略戦、惑星防衛戦など幅広いです。特に惑星攻略戦では、空母から出た戦闘機が敵艦や要塞や衛星をたたき、強襲揚陸艦から惑星に降下させた戦 闘機が地上戦で敵のトループを一掃するといった具合です。味方のトループが地形に阻まれて進めない場合でも、ファイターは空から飛び越えてゆきます。

 また、惑星防衛戦では惑星のカーゴに待機させていたファイターが惑星から自動的に飛び立ち敵戦艦を攻撃します。このとき敵のトループが惑星に降下した場合(私はこのケースを経験したことがありませんが)地上戦にも参加して活躍するはずです。

 このように、ファイターの有用性はゆるぎないものです。いつぞやのパッチによって2度弱体化しましたが、それでも充分強いのです。

■強襲艦の作り方

  ちなみに、強襲艦の作り方を補足すると、カーゴベイなどの搭載場所を確保して、ストラテジーを「Capture planet」にするだけです。私はこれが解らず3日も悩んでしまいました。ところで、このときうっかりファイターベイを装備してしまうと、惑星攻略戦の ときに6秒ごとにファイターベイの数の基数だけファイターが発進してしまい、惑星にはほとんど降下しないという事態に遭遇します。また、惑星にウェポンプ ラットフォームがある場合、そこからのミサイル攻撃にさらされますので、ポイントディフェンスキャノンとアーマーは出来るだけ積みたいところです。

 補足すると、攻撃側艦隊に強襲艦が存在する場合、僚艦による惑星への艦砲射撃を自粛してくれます。このおかげで、敵の豊かなホームワールドを攻撃した結果、無人の荒野を手に入れるようなことになるのを回避してくれます。

■序盤の内政と外交

  序盤は空き惑星が多数存在しているので、平和的に勢力の拡大が行えます。このゲームにおいて最も重要な技術点と鉱石の収入拡大が主な課題となります。これ は、殖民惑星を増加させる方法と、収入にかかわる技術を向上させ建造物をアップグレードする方法がありますが、序盤で有効なのは前者です。収入向上の研究 よりも、もっと優先度の高い研究課題がありますし、まだまだ銀河には空き惑星が山ほど待機しているためです。

 探索のための技術と、 防衛のための技術が一段落したら、新種のコロニーの建造技術を研究しましょう。そうすることで、すでに占領済みの星系の、それまで利用出来なかった惑星を 利用可能にします。テランで開始した場合、初期のコロニータイプはロックですが自領の惑星をざっと眺めてみて、未使用かつ有用な惑星の環境に合わせて、ガ スかアイスを選び研究します。これには、長い期間がかかりますが、それに見合う効果があります。

 一方外交では、自分と呼吸大気の異 なる種族から、自種族への一方通行の移住条約を結ぶよう努力します。なかなか条約には同意してくれませんが、貿易や攻撃禁止や補給条約などとうまくからめ て、提案してみてください。あちらから申し出てきた条約を、自分に都合よく一部変更して返答する方法の方が、条約が結びやすいようです。このとき、他の種 族との条約を禁止するという項目にはうっかりサインしないようにしましょう。外交が頓挫してしまいます。また、マイグレーション(移住)は、出来るだけ他 種族から自種族への一方通行にしましょう。そうでないと他種族を強化してしまいます。

 移住を受け入れる条約を締結したら、自分の植 民地であり、相手種族が呼吸可能である惑星をよく観察し、相手種族の移民が到着したら呼吸不可能種族を抹殺するか、輸送船で他の惑星に移住させましょう。 住民が呼吸可能種族のみになると、ドームが不要になり、建設可能な土地や保管が可能なユニットや物資が飛躍的に増加します。私は住民を抹殺するのには抵抗 があるので、いくつか輸送船を配備します。将来的には1星系に1輸送船を配備するのが理想です。また、鉱石に大きく余裕が出来てきたら輸送船によるバケツ リレーで、遠距離を一瞬で輸送してしまう体制を作るのも楽しいかもしれません。

■基本的Tips

・技術のレベルとコストの関係

  それぞれの技術には基本コストが設定されていて、Lv0からLv1にするためにはその1倍が、Lv1からLv2にするためにはその2倍がかかります。つま り基本コストに目的のレベルを掛けたものが必要コストになります。複数レベルを一気にアップする場合も、1段づつアップする場合も必要な総コストは同じで す。投入したコストは基本的にその技術に蓄積されますが、打ち止めレベルに達するとレベルアップ前につぎ込んだ余分な技術点は無駄になってしまいます。

・戦闘時のダメージの受け方

 戦闘時に受けるダメージは攻撃側が通常兵器の場合は以下の順番で処理されます。基本的に上の順位のHPがゼロにならない限り、下の順位のHPは減りません(エンジン破壊兵器や武器破壊兵器などによる攻撃は例外です)。
 1.シールド
 2.アーマー
 3.アウターハルに装備した部品
 4.インナーハルに装備した部品
なので、重要な部品はインナーハルに装備しましょう。

■基本的Tipsその二

・惑星の生産力

  惑星での鉱石や技術点の生産力は、人口や人民の気分に左右されます。人口が多いほど、気分が良いほど生産力がアップします。また、鉱石など資源の算出に は、その惑星の資源レートが影響します。レベル1のミネラルマイナーが鉱石価値120%の惑星に一基あり、人民が熱狂的で、人口が4000の場合、 3000×1.2(資源価値)×(1+0.2(熱狂的)+0.5(人口4000))=6120の生産になります。これから建築物 の維持コストを引いた値が、惑星情報に出てくる産出量です。研究や諜報の値は惑星価値100%として計算します。また、ユニット等の生産力も同様に人口に より増えますが、気分の影響を受けません。住民の気分は、母星から遠いほど悪くなり、星系や惑星に駐留している軍隊が多いほど良くなります。また、アーバ ンパシフィケーションセンターを建築して気分を改善する事も出来ます。

■基本的Tipsその三

・序盤の探査船の数

  探査船は何隻つくればよいでしょうか。明確な答えは無くケースバイケースですが、私は2〜3隻程作ります。足りないと殖民ペースが落ちますし、多すぎると 戦闘艦や殖民船にまわす鉱石が足りなくなってしまいます。もっとも、艦船は改修で他の目的の艦に変更できるので、序盤は探査船を多くつくり、中盤でそれを 戦闘艦や輸送艦に改修するということも有効です。

・多目的高速輸送艦のススメ

 通常輸送艦は専用のフレームで作る 様になっていますが、これをフリゲートなどの戦闘艦向けフレームで作ってしまうことも有効です。艦船の改修で他の用途のものに作り変える事が可能になりま すし、移動速度も専用の輸送艦よりも早いです。これの欠点はというと、積載量が少なくなる事とコストがごく僅かに上がること位なので、利点のほうが勝りま す。また、コンポーネントとしてカーゴベイ以外にファイターベイやサテライトベイ、ドローンランチャーやマインレイヤーなども装備しておくと、機雷や衛星 の設置や回収が出来たり、ファイターの宇宙での放出や回収が出来たりして多目的に利用でき便利です。内政で行う住民移動に使用する船の積載量は、 500kt以上あれば充分ですし、その程度あれば機雷の敷設にも充分です。まぁ、ファイターの星系間移動にはやや不足する可能性がありますが、この場合は ファイターを少しづつ小分けして載せ、ワープゲートを通し、星系内では自力で飛んでもらうなどすれば、問題ありません。

・空母と修理装置

  他のトピックで扱う無限航行船にも搭載するリペアベイですが、戦闘艦の中では空母との相性が良い様です。空母はストラテジーを「Don't get hurt」に設定して、逃げながら戦闘機を放出する戦術を採用するのが普通なので、敵艦を攻撃する武装が不要であり、そのため搭載能力に余裕が出て、リペ アベイを載せ易いのです。また、リペアベイを使用した修理は移動後でも行われ、特に指示しなくてもターン終了時に自動で行われます。修理対象は自艦そのも のと、自艦と同じセクターにいる艦とユニットです。これはたしか、艦船のカーゴスペースに搭載してあるユニットにも及ぶはずです。

■2度目のファイター弱体化パッチが来た

 以前お勧めしていたファイターが弱体化してしまいました。v1.74パッチ以降では、ファイターの武装である小型武器の研究による威力増加ペースが弱体化されたために、今までのファイター至上主義が崩壊してしまいました。

 今後はファイターに頼らない戦略でゆくか、昔のヴァージョンで遊ぶか悩むところです。また、弱体化後の小型武器のうち今後使えそうなものがあるのかどうか、調査します。

■v1.74パッチ以降でのファイター武装

  調査の結果、スモールロケットポッズが序盤のファイター用装備として使えることが判りました。スモールウェポンの技術を1に上げると使用可能になります。 また、武器のレベルが1のままでも、それなりに威力があります。ただし、武装の汎用性は無くなり、対艦専用の武器という扱いです。対地攻撃にはいままで通 りスモールディプレイテッドウラニウムキャノンが使える装備です(この武装の場合、ロケットポッズと違いレベルを上げる必要性がありますが)。

 ちなみに、ウラニウムキャノンのレベルが12を超えれば単位時間×単位重量あたりの攻撃力がロケッドポッズよりも強力になります。
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